岡本行夫公式サイト

2019年12月1日

GSOMIA失効回避

(2019年12月1日TBSテレビ「サンデーモーニング」より)

 12月がいい転換点になるといいですが、日本に対して、そしてアメリカに対して譲歩したという韓国内の受け止め方になる中で、文在寅大統領はその批判を払拭するために却って日本に強く出る可能性があり、まだまだでしょう。

 文在寅大統領の考え方は、8月15日に大事な演説をやっていますが、「我々はユーラシアと太平洋の架け橋になるんだ。日米からは離れて、中国、ロシアに寄っていて、韓国の新しい道を模索する。2045年までに統合されて8千万の大国家になる。その時に、日本も韓国の言うことを聞かざるをえなくなるんだ」というものです。

 文在寅大統領の基本的な考え方を変えてもらわないと、個別ではいい方向に行ったとしても、大きなところでは懸念が残ります。